2009'02.23 (Mon)
バルトのロケ村が2月末で閉鎖されます。
2006年公開の映画「バルトの楽園」の撮影に使われたオープンセットで、約1万㎡の敷地に大正時代の板東俘虜収容所の風景が再現されています。「バルトの楽園」は、第一次世界大戦中に、ベートーベン作曲「交響曲第九番~歓喜の歌」が日本で初めて板東で演奏された史実を、ドイツ兵と板東の人々との交流をベースに描いた作品です。
そのロケ村が、安全面から2月末で閉鎖することになりました。閉鎖に当たり、二十六日以降は無料開放し、最終日の二十八日には閉村式が行われます。
ロケ村には、ドイツ人兵舎や製パン所、印刷所など三十四棟があります。当時のおもかげを人目見に行ける最後のチャンス。この機会にぜひ鳴門へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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